今回はANAの上級ステータスを取得していざSFCカードを発行!と思っている方は見ておいて損はしないSFCカード発行時の注意点をまとめました。
気づかないと場合によっては数万マイルを損して年会費も二重でかかる可能性があります。
私は実際にSFCカードを発行する直前にJCBのカードデスクへ電話してこれに気付きました。
※なお、この記事で紹介する注意点は主にJCBのANAカードを記載しています。
JCBのSFCカード発行は新規カード扱い
SFCカードの発行ブランドはJCBやmaster、VISA、Amex、ダイナースがありますが、このうちのJCBカードについては、もともとANA JCBワイドカードを持っている状態でSFCカード(JCB)に切り替えると新規発行扱いになります。
このため、ANA JCBワイドカードを持っている方がJCBのSFCカードを発行した場合は新しいカード番号が発行され、my JCBのIDも全く新しいものが発行されます。
これの何がまずいかというと、現在持っているANA JCBワイドカードは退会扱いになるので時期によっては入会キャンペーンマイルが付与されないこと、そしてカード年会費が継承されないので時期によってはカードの年会費を二重で払うような形になってしまいます。
ANAカード入会キャンペーンに注意
先述した通り、修行のためにANA JCBワイドカードを発行した方はANAカードの入会キャンペーンもエントリーしているかと思います。
例えば2024年では新規入会かつ条件達成で最大36,000マイルもらえるキャンペーンが行われました。
このキャンペーンの注意事項を見ると以下のような記載があります。
特典提供の時点で入会したカードを退会されている場合、キャンペーンの対象となりません。
このキャンペーンマイルの提供予定時期は2025年6月です。
そのため、例えば2024年のSFC修行のためにANA JCBワイドカードに入会し、キャンペーンにエントリーして修行を実施し、無事に上級ステータス会員になったとします。
そのうえで、キャンペーンマイルが付与される前(この場合2025年6月)にJCBのSFCカードに切り替えた場合、今持っているANA JCBワイドカードは退会扱いになるので上記の最大36,000マイルがもらえなくなります。(JCBゴールドカードデスクへ電話で確認済み)
キャンペーンマイルが付与されないなんて最悪ですよね?
これの回避方法はキャンペーンマイルが付与されるまでSFCカードに切り替えないことです。
(または別ブランドのSFCカード発行なら大丈夫かも?※未確認です)
年会費の二重払いに注意
また、先述のとおり現在持っているANA JCBカードは退会扱いでカード年会費が継承されずにSFCカードを発行した時点で費用が発生します。
そのため、例えばANA JCBワイドゴールドカードの年会費を3月に払ったうえで4月にSFCゴールド(JCB)カードへ切り替えた場合はその翌月にもSFCカードの年会費が発生するため年会費を二重で払ってるような形になってしまいます。
こちらについてもAJCBゴールドカードデスクでも確認しました。
(VISAやmasterカードの場合は年会費は継承されるっぽい?)
まとめ
JCBのSFCカードを発行する際はさまざまな注意点があります。
そのため、各種キャンペーンの注意事項を全部確認し、必要に応じてJCBカードデスクへ確認して発行することをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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